頭を打った後のめまいと吐き気|伏見の整体院で自律神経から根本改善

2026/06/03 施術の出来事

頭を打ってから、めまいや吐き気が続いている。病院でレントゲンを撮っても「異常なし」と言われたのに、症状は一向に良くならない。特に夜、横になると目が回って30分ごとに目が覚めてしまう。仕事中もふわっとしためまいを感じて不安になる。

 

こんな経験はありませんか?

 

実は、頭部打撲後のめまいや吐き気は、レントゲンやCTでは映らない「自律神経の乱れ」や「脳の疲労」が原因となっていることが多いのです。京都市伏見区のたなごころ整骨治療院・整体院では、このような「病院では異常なしと言われたけれど症状が続く」という方々の相談を数多く受けてきました。

 

今回は、実際に階段から転落して頭部を打撲し、1週間経ってもめまいと吐き気が改善しなかったT様のケースをもとに、頭部打撲後の症状がなぜ起こるのか、どのように改善していくのかを詳しく解説していきます。

 

 

頭を打った後に起こる体の変化

 

脳振盪と自律神経への影響

 

頭部を打撲すると、脳が一時的に揺さぶられることで「脳振盪」という状態になることがあります。T様も「一瞬の記憶がなくなった」とおっしゃっていましたが、これは脳が強い衝撃を受けた証拠です。

 

脳振盪が起こると、脳の中でも特に「脳幹」と呼ばれる部分に影響が出やすくなります。脳幹は自律神経をコントロールする司令塔のような場所で、呼吸や心拍、体温調節、睡眠リズムなど、生命維持に欠かせない機能を管理しています。

 

頭を打つことで脳幹の働きが乱れると、次のような症状が現れやすくなります。

 

めまいやふらつき感が続く理由は、脳幹にある前庭神経核という部分が影響を受けるためです。この部分は体のバランスを保つために重要な役割を果たしており、ここが乱れると三半規管のバランスが崩れ、めまいや吐き気を引き起こします。

 

T様の場合も、病院で「三半規管のバランスが崩れているかもしれない」と指摘されていました。しかし、三半規管の問題だけでなく、自律神経全体の乱れが症状を長引かせていたのです。

 

 

むち打ち症状と首の筋肉の緊張

 

頭を打った時、多くの方は「頭だけ」に注目しがちですが、実は首にも大きな負担がかかっています。T様も「首がすごく痛かった」「筋肉痛みたいな感じの痛さ」と表現されていました。

 

階段から転落するような衝撃では、頭が前後に大きく揺さぶられるため、首の筋肉が急激に引き伸ばされたり縮んだりします。これが「むち打ち」の状態です。

 

むち打ちが起こると、首の筋肉、特に後頭部から首の付け根にかけての筋肉が異常に緊張します。この部分には「副交感神経」という自律神経が通っており、筋肉が硬くなると神経が圧迫されてしまいます。

 

副交感神経は体をリラックスさせ、回復モードに切り替える役割を持っています。この神経が圧迫されると、体は常に緊張状態になり、次のような症状が出やすくなります。

 

T様も「寝るときにめまいがして、30分ごとに目が覚める」という睡眠障害を抱えていました。これは副交感神経の働きが低下し、体が十分にリラックスできていない証拠だったのです。

 

 

脳の疲労と睡眠の質の低下

 

頭部打撲後、多くの方が「眠れない」「寝ても疲れが取れない」という悩みを抱えます。T様も「頭を打ってから寝れなくて、30分ぐらいで目が覚める」と話されていました。

 

当院では、スマートパルスという医療機器を使って脳波を測定しています。T様の検査結果では、起きている時に「デルタ波」という深い睡眠時にしか出ないはずの脳波が大量に検出されました。

 

これは一見すると矛盾しているように思えますが、実は脳が極度に疲労している証拠なのです。脳が疲れすぎていると、起きている間も脳の一部が「フリーズ」したような状態になり、無意識に休もうとします。

 

しかし、このような状態では質の良い睡眠は得られません。なぜなら、本来眠るべき夜間に脳が正常な睡眠サイクルを作れなくなっているからです。

 

T様の場合、デルタ波が異常に高く出ていたことから、脳が常に休息を求めている状態であることが分かりました。これが日中のめまいやふらつき、集中力の低下につながっていたのです。

 

 

病院で異常なしと言われても症状が続く理由

 

レントゲンやCTでは分からない問題

 

T様は頭を打った後すぐに病院を受診し、レントゲン検査を受けました。結果は「異常なし」。しかし、めまいと吐き気は続いていました。

 

なぜ病院の検査で異常がないのに、症状は改善しないのでしょうか?

 

それは、レントゲンやCTといった画像検査では「骨の骨折」や「脳内の出血」は分かりますが、自律神経の乱れや筋肉の緊張、脳の機能的な問題は映らないからです。

 

画像検査で異常が見つからない場合、病院では「様子を見ましょう」「自然に治るでしょう」と言われることが多くあります。しかし、自律神経の乱れや脳の疲労は、放置していても自然には改善しにくいのが現実です。

 

T様も「3日後にまた受診して、首の打撲か頭の問題かどっちか調べてもらったけど、やっぱり異常なしと言われた」とおっしゃっていました。そして「ずっと続くようだったら耳鼻科に行ってと言われた」と、具体的な治療は受けられないまま時間だけが過ぎていったのです。

 

 

体の回復力が低下している状態

 

当院でT様の体組成や栄養状態を詳しく調べたところ、驚くべき結果が出ました。

 

まず、亜鉛という重要なミネラルが極度に不足していました。亜鉛は免疫機能や細胞の修復に欠かせない栄養素で、不足すると体の回復力が著しく低下します。

 

さらに、「組織修復力」という指標がわずか2%しかありませんでした。通常、健康な人であれば50%以上はあるべき数値です。これは、体が傷ついた部分を修復する力がほとんど働いていない状態を意味します。

 

つまり、T様の体は頭を打ったダメージを修復したくても、そのための材料も力も足りていなかったのです。これでは、時間が経っても症状が改善しないのは当然と言えます。

 

また、アルミニウムという有害物質が体内に蓄積していることも分かりました。その量は「110歳分」という驚くべき数値でした。アルミニウムは認知機能に悪影響を与えることが知られており、めまいや集中力の低下にも関係している可能性があります。

 

 

腎臓の働きが低下している問題

 

T様は「水分は結構飲んでいる」とおっしゃっていました。お茶を仕事中も頻繁に飲み、トイレにもよく行くとのことでした。

 

しかし、検査結果では腎臓の機能が十分に働いていないことが分かりました。腎臓は血液中の老廃物や有害物質をろ過して、尿として排出する役割を持っています。

 

T様の場合、水分は摂取できているし尿も出ているのに、腎臓が血液から有害物質を尿に渡す働きが弱くなっていました。つまり、「ただ水が体を通過しているだけ」の状態だったのです。

 

これでは、体内に溜まった有害物質が排出されず、症状の改善を妨げてしまいます。特にアルミニウムのような有害物質は尿から排出されるため、腎臓の働きが低下していると体内に蓄積し続けてしまうのです。

 

 

T様が抱えていた具体的な症状

 

寝るときのめまいと睡眠障害

 

T様が最も辛いと感じていたのが、寝るときのめまいでした。

 

「寝るときだけめまいがするんですよ」とT様は話されました。横になると天井がぐるぐる回るような感覚があり、怖くて寝返りも打てない状態でした。

 

やっと眠りについても、30分ほどで目が覚めてしまいます。「多分30分寝たんかなぐらいで目覚めるんですよ」という言葉からは、まとまった睡眠が取れず、常に疲労が蓄積している様子が伺えました。

 

睡眠は体を回復させるために最も重要な時間です。しかし、T様の場合は睡眠中も脳が休めず、むしろ興奮状態が続いていました。これは自律神経の中でも「交感神経」が過剰に働いている状態です。

 

本来、夜になると副交感神経が優位になり、体はリラックスして深い睡眠に入ります。しかし、頭部打撲の影響で脳幹の働きが乱れると、この切り替えがうまくいかなくなるのです。

 

T様は「頭を打ってから寝れなくて、こっち向いてもダメ、じゃあ仰向けで寝ようと思っても30分で目が覚める」と、どの姿勢でも安定して眠れない苦しさを訴えていました。

 

 

日中のふわっとしためまい

 

夜だけでなく、日中もめまいの症状がありました。

 

「今日ちょっと仕事しててバタバタ動いてたら、ちょっとふわっとはする」とT様は話されました。立ち上がった時や歩いている時に、ふわっと浮いているような感覚があり、不安定さを感じていたそうです。

 

このようなめまいは「浮動性めまい」と呼ばれ、三半規管のバランスが崩れている時や、脳への血流が不十分な時に起こりやすい症状です。

 

T様の場合、もともと「立ちくらみとかちょっとふわってなるっていうのは日々あった」とのことでしたが、頭を打ってからは明らかに症状が強くなっていました。

 

これは、もともと自律神経の調整がやや不安定だったところに、頭部打撲というダメージが加わったことで、症状が一気に悪化したと考えられます。

 

 

首と後頭部の痛み

 

T様は頭だけでなく、首の痛みも強く感じていました。

 

「ここ(首の後ろ)がすごい痛かった」「筋肉痛みたいな感じの痛さ」と表現されていましたが、これは典型的なむち打ち症状です。

 

階段から転落した際、T様は「お尻を打って背中でバウンドする感じで、そのまま頭から倒れた」という状況でした。このような転び方をすると、首が前後に大きく振られ、首の筋肉が急激に引き伸ばされます。

 

特に後頭部から首の付け根にかけての筋肉は、頭の重さ(約5kg)を支えているため、強い衝撃を受けると過度に緊張してしまいます。

 

この部分の筋肉が硬くなると、その中を通っている副交感神経が圧迫され、自律神経のバランスが崩れます。その結果、めまいや吐き気、睡眠障害といった症状が出やすくなるのです。

 

T様の場合、「まだちょっとだけ痛いけど、最初よりはマシ」と話されていましたが、完全には回復していない状態でした。

 

 

当院で行った検査と分析

 

体組成と栄養状態の測定

 

当院では、InBodyという体組成計を使って、体の詳しい状態を測定します。これは体重や体脂肪率だけでなく、筋肉量、水分バランス、栄養状態まで分かる高性能な機器です。

 

T様の検査結果では、いくつかの重要な問題が見つかりました。

 

まず、亜鉛、銅、イオウという3つのミネラルが不足していました。特に亜鉛の不足は深刻で、測定値が振り切れるほどの低さでした。「ここまで低い人はちょっと珍しい」というほどの数値だったのです。

 

亜鉛は免疫機能を高め、細胞の修復を促進する重要なミネラルです。不足すると、傷の治りが遅くなったり、疲れが取れにくくなったり、味覚障害が起こったりします。

 

また、ビタミン類も全体的に不足していました。特にビタミンB群は神経の働きに欠かせない栄養素で、不足すると自律神経の乱れや疲労感の原因になります。

 

T様は「野菜も食べてるし、肉ばっかり食べるとかもない」とおっしゃっていましたが、それでもこれだけ栄養が不足しているということは、腸の吸収力が低下していることが考えられました。

 

 

脳波測定で分かった脳の疲労

 

スマートパルスという医療機器を使って、T様の脳波を測定しました。この検査では、脳がどのような状態にあるのかを客観的に把握できます。

 

結果は衝撃的でした。起きている状態で測定したにもかかわらず、「デルタ波」という深い睡眠時にしか出ないはずの脳波が大量に検出されたのです。

 

デルタ波は通常、熟睡している時に出る脳波です。しかし、T様の場合は右脳でも左脳でも、このピンク色の波が頻繁に出ていました。

 

これは脳が極度に疲労していて、起きている間も無意識に「フリーズ」している状態を示しています。つまり、意識はあるけれど脳の一部は休んでしまっているのです。

 

このような状態では、集中力が続かず、記憶力も低下します。T様が「一瞬の記憶がなくなった」と感じたのも、この脳の疲労が関係していた可能性があります。

 

また、デルタ波が多く出ているということは、夜間の睡眠の質も悪いということを意味します。本来なら夜にしっかりデルタ波が出て深く眠るべきなのに、昼間に出てしまっているため、夜の睡眠が浅くなってしまうのです。

 

 

血管状態と循環の問題

 

血流スコープという顕微鏡を使って、T様の毛細血管を観察しました。この検査では、指先の毛細血管の形や血液の流れを直接見ることができます。

 

T様の血管は形状自体は悪くなかったのですが、やや細く、炎症傾向が見られました。これは血液の循環が悪くなりやすい状態を示しています。

 

血液循環が悪いと、脳や筋肉に十分な酸素や栄養が届きにくくなります。特に脳は大量の酸素を必要とする臓器なので、血流が悪いと脳の働きが低下し、めまいや集中力の低下につながります。

 

また、筋肉への血流が悪いと、疲労物質が溜まりやすくなり、首や肩のこりが慢性化してしまいます。

 

T様の場合、もともと血流がやや悪い傾向があったところに、頭部打撲による自律神経の乱れが加わったことで、さらに循環が悪化していたと考えられます。

 

 

有害物質の蓄積

 

検査の結果、T様の体内にはアルミニウム、銀、カドミウムという有害物質が蓄積していることが分かりました。

 

特にアルミニウムの蓄積量は「110歳分」という驚くべき数値でした。アルミニウムは認知症のリスクを高めることが知られており、脳の機能低下にも関係しています。

 

これらの有害物質は本来、腎臓の働きによって尿から排出されます。しかし、T様の場合は腎臓の機能が十分に働いていなかったため、体内に蓄積し続けていたのです。

 

「水分は結構飲んでるんですよ」とT様は話されていましたが、腎臓が血液から有害物質を尿に渡す働きが弱くなっていると、いくら水を飲んでもただ体を通過するだけで、デトックス効果は得られません。

 

この状態を改善するには、腎臓の働きを活性化させる必要がありました。

 

 

当院が提案した改善プラン

 

脳と自律神経へのアプローチ

 

T様の症状を根本から改善するために、まず脳と自律神経へのアプローチを行うことにしました。

 

頭蓋骨調整という手技を用いて、頭の骨のわずかなズレや緊張を整えます。頭蓋骨は一つの固い骨ではなく、複数の骨が縫合線でつながっているため、わずかに動きます。

 

頭を打った衝撃でこの縫合線にズレが生じると、脳脊髄液の流れが悪くなり、脳の働きが低下します。優しく頭に触れて調整することで、脳脊髄液の循環を改善し、脳の疲労を取り除いていきます。

 

また、脳幹リバランス療法という手技も用いました。これは脳幹の働きを正常化することで、自律神経のバランスを整える方法です。

 

脳幹は自律神経の司令塔であり、ここの働きが改善されると、睡眠の質が向上し、めまいや吐き気といった症状も軽減されていきます。

 

さらに、メディカルアロマを使って自律神経を整える方法も提案しました。医療用のアロマは、香りが直接脳に働きかけ、副交感神経を活性化させる効果があります。

 

T様には睡眠を促すアロマを使っていただくことで、夜間の睡眠の質を高める狙いがありました。

 

 

内臓機能の改善

 

腎臓や肝臓、腸といった内臓の働きを改善することも重要なポイントでした。

 

お腹に優しく触れる内臓調整を行うことで、腎臓の血流を改善し、デトックス機能を高めます。また、腸の働きを活性化させることで、栄養の吸収力を高めます。

 

T様の場合、ビタミンやミネラルが全体的に不足していましたが、これは食事の問題だけでなく、腸の吸収力が低下していることが原因でした。

 

腸内環境を整えるために、植物繊維のサプリメントを提案しました。これは腸内細菌のエサとなり、善玉菌を増やす働きがあります。

 

腸内環境が改善されると、栄養の吸収力が高まるだけでなく、免疫力も向上し、体の回復力が高まります。

 

また、クエン酸系のサプリメントも提案しました。クエン酸は血液をサラサラにし、腎臓の働きを活性化させる効果があります。これにより、体内に蓄積した有害物質を排出しやすくします。

 

 

水素吸引による酸化ストレスの軽減

 

水素吸引という方法も取り入れました。これは鼻から水素ガスを吸入することで、体内の活性酸素を除去し、酸化ストレスを軽減する方法です。

 

酸化ストレスとは、体内で発生する活性酸素によって細胞がダメージを受けることです。頭を打った後は、脳内で活性酸素が大量に発生し、脳細胞がダメージを受けやすくなります。

 

水素は活性酸素と結びついて水に変わるため、脳のダメージを軽減し、回復を促進します。また、血流を改善する効果もあるため、めまいの改善にも効果的です。

 

T様には施術中に水素を吸っていただくことで、脳の疲労回復を早める狙いがありました。

 

 

栄養補給とサプリメントの提案

 

検査で明らかになった栄養不足を補うために、サプリメントの摂取を提案しました。

 

まず、亜鉛とヨウ酸を一緒に摂取できるサプリメントです。亜鉛は免疫機能と組織修復に欠かせないミネラルで、ヨウ酸は抗酸化作用があり、細胞のダメージを軽減します。

 

T様の組織修復力がわずか2%だったことを考えると、亜鉛の補給は最優先事項でした。

 

また、ビタミンB群のサプリメントも提案しました。ビタミンB群は神経の働きを正常に保つために必要な栄養素で、不足すると自律神経の乱れや疲労感の原因になります。

 

「食事だけでこの量を摂るのは難しい」と説明すると、T様も納得され、サプリメントを取り入れることを決めてくださいました。

 

ただし、腸の吸収力が低い状態でサプリメントを飲んでも効率が悪いため、最初の2〜3ヶ月は腸内環境を整えることを優先し、その後に亜鉛やビタミンのサプリメントを追加する計画を立てました。

 

 

施術の流れと6ヶ月の改善プラン

 

初めの3ヶ月で体の土台を整える

 

T様の症状を根本から改善するために、6ヶ月間の改善プランを提案しました。

 

初めの3ヶ月は週に1回のペースで通っていただき、体の土台を整えることに集中します。

 

この期間では、頭蓋骨調整と内臓調整を中心に、脳と自律神経、内臓の働きを活性化させます。また、水素吸引も毎回行い、脳の酸化ストレスを軽減します。

 

同時に、腸内環境を整えるサプリメントとクエン酸系のサプリメントを飲んでいただき、デトックス機能と吸収力を高めます。

 

「2〜3ヶ月ぐらいで体の細胞は入れ替わる」とT様に説明しました。この期間で体の基礎を作り直すことが、後の回復につながります。

 

 

4〜6ヶ月で症状を安定させる

 

4ヶ月目からは、亜鉛とヨウ酸のサプリメントを追加します。この頃には腸の吸収力が改善されているため、サプリメントの効果が十分に発揮されます。

 

施術の頻度も、症状の改善に応じて月2回程度に減らしていきます。ただし、まだ完全に安定していない段階なので、定期的なケアは継続します。

 

「4〜5ヶ月で血液が変わるので、6ヶ月ぐらいで症状的なところが安定してくる」と説明しました。

 

この期間で、めまいや睡眠障害といった症状が大幅に改善され、日常生活に支障がない状態を目指します。

 

 

6ヶ月以降はメンテナンスへ移行

 

6ヶ月後には、症状が安定し、再発しにくい体になっていることを目標とします。

 

その後は月に1回程度のメンテナンスに移行し、良い状態を維持していきます。メンテナンス期間では、体の状態をチェックし、必要に応じて調整を行います。

 

T様には「6ヶ月後には月1回ぐらいのメンテナンスで全部維持できる状態に持っていきたい」と伝えました。

 

また、6ヶ月間のプランを継続された方には、特別な会員制度があり、通常よりもお得な料金で施術を受けられることも説明しました。

 

 

日常生活で気をつけるべきポイント

 

水分摂取の重要性

 

T様は「水分は結構飲んでる」とおっしゃっていましたが、飲んでいるのはお茶でした。

 

理想的には、純粋な水を飲むことをお勧めします。お茶にはカフェインが含まれているため、利尿作用があり、かえって体内の水分を排出してしまうことがあります。

 

ただし、「飲まないよりはお茶でも飲んだ方がいい」とも伝えました。大切なのは、体内に水分を保ち、血液の循環を良くすることです。

 

1日に1.5〜2リットルの水を飲むことを目標にし、こまめに水分補給をすることで、腎臓の働きを助け、デトックス機能を高めることができます。

 

 

睡眠環境の改善

 

睡眠の質を高めるために、寝る前の習慣を見直すことも大切です。

 

特に、寝る前にスマートフォンを見ることは避けるようにお願いしました。スマホの画面から出るブルーライトは、脳を覚醒させ、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を抑制してしまいます。

 

寝る1時間前にはスマホを置き、リラックスできる環境を作ることが重要です。メディカルアロマを寝室で使うことで、副交感神経を活性化させ、自然な眠りに入りやすくなります。

 

また、寝室の温度や湿度にも気を配りましょう。適度に体を温めることで血流が良くなり、リラックスしやすくなります。

 

 

軽い運動と体を温める習慣

 

T様には軽い運動を日常に取り入れることもお勧めしました。

 

激しい運動は必要ありませんが、1日20〜30分程度のウォーキングをすることで、血液循環が改善され、自律神経のバランスも整いやすくなります。

 

また、体を温めることも重要です。お風呂にゆっくり浸かることで、副交感神経が優位になり、リラックスしやすくなります。

 

発酵食品を食べることも腸内環境を整えるために効果的です。納豆、味噌、ヨーグルトなどを毎日の食事に取り入れることで、善玉菌が増え、栄養の吸収力が高まります。

 

 

改善が遅れると起こるリスク

 

認知機能の低下

 

T様の検査で最も心配だったのが、アルミニウムの蓄積量でした。110歳分という数値は、認知症のリスクを大幅に高めます。

 

アルミニウムは脳に蓄積しやすく、神経細胞にダメージを与えることが分かっています。このまま放置すると、記憶力の低下や認知機能の衰えが進行する可能性があります。

 

また、脳波検査で見られたデルタ波の異常も、脳の疲労が慢性化している証拠です。脳が常に疲れている状態が続くと、集中力や判断力が低下し、日常生活に支障をきたすようになります。

 

「今のうちに対処すれば改善できる」と伝え、早期の対応の重要性を説明しました。

 

 

慢性疲労と免疫力の低下

 

組織修復力が2%という数値は、体が傷を治す力がほとんど働いていないことを意味します。

 

この状態が続くと、ちょっとした怪我や病気でも治りにくくなり、慢性的な疲労感に悩まされるようになります。

 

また、亜鉛や銅といったミネラルの不足は、免疫力の低下につながります。風邪をひきやすくなったり、感染症にかかりやすくなったりするリスクが高まります。

 

T様には「記憶力や体力をしっかり保つためには、今の段階で適切な施術と栄養、生活習慣の改善が必要」と説明しました。

 

 

内臓機能の低下

 

腎臓の働きが低下したまま放置すると、むくみや倦怠感、血圧の問題など、全身に症状が広がっていきます。

 

腎臓は体内の老廃物を排出する重要な臓器です。この機能が低下すると、有害物質が体内に蓄積し続け、さまざまな不調の原因になります。

 

また、血液循環が悪い状態が続くと、冷え性や肩こり、頭痛といった症状も慢性化してしまいます。

 

「今のリスクは高い段階だけど、アルミニウムは排出可能だし、脳や内臓機能も十分に回復の余地がある」と前向きなメッセージも伝えました。

 

 

T様の改善への決意

 

検査結果を見ての驚きと納得

 

検査結果を見たT様は、驚きと納得の表情を見せました。

 

「亜鉛とかもサプリですよね」と質問され、「ここまでいったらサプリ取らないと無理ですね」と答えると、「そう思ってた」と納得されました。

 

病院では「異常なし」と言われたのに、なぜ症状が続くのか分からなかった不安が、数値として可視化されたことで、納得できたのです。

 

「組織の修復は2%はやばいっすね」とT様自身も驚かれていましたが、同時に「改善できる」という希望も感じていただけたようでした。

 

 

家族の健康も考えて

 

T様は自分だけでなく、家族の健康も気にかけていました。

 

「子供も飲んだ方がいいですかね」と質問され、「みんな足りない人多いですね」と答えると、真剣な表情で聞いてくださいました。

 

実際、当院のスタッフも亜鉛とビタミンCのサプリメントを飲んでいて、「風邪ひきにくくなったし、体調悪くなってもそれをちょっと多めに飲むと回復めっちゃ早い」という体験談を伝えました。

 

T様も「野菜も食べてるし別に肉ばっかり食べるとかもないって思って生活しててこれやから、多分子供にも足りひんのかな」と考えを巡らせていました。

 

家族みんなで健康を守りたいという思いが伝わってきました。

 

 

6ヶ月プランへの決断

 

当院では、T様の状態を根本から改善するために、6ヶ月間の総合的なプランを提案しました。

 

料金は決して安くはありませんが、「これが改善するっていうのをいくらの価値かっていうところを判断してもらえたら」と説明しました。

 

T様は真剣に考え、「トレーニングと栄養管理を外したプラン」を選ばれました。運動は自分で頑張り、食事もそこまで乱れていないため、施術とサプリメントに集中するという判断でした。

 

「まずは3ヶ月やってみたい」という選択肢もありましたが、「結局もう3ヶ月必要になるし、初めから6ヶ月やった方がお得」という説明に納得され、6ヶ月プランを選んでくださいました。

 

 

施術開始後の変化

 

初回施術での体感

 

初回の施術では、頭蓋骨調整と内臓調整を中心に行いました。

 

T様は「こんなに優しい刺激で変わるんですか?」と驚かれていましたが、施術後には「首が軽くなった」「頭がスッキリした」と感想を述べられました。

 

水素吸引も初めて体験され、「リラックスできて気持ちいい」と喜んでいただけました。

 

施術中は緊張されていましたが、徐々にリラックスし、途中でうとうとされる場面もありました。これは副交感神経が働き始めた証拠です。

 

 

1週間後の変化

 

1週間後の2回目の施術では、「少しだけ眠れるようになった」と報告がありました。

 

まだ完全ではありませんが、30分ごとに目が覚めていたのが、1時間ほど続けて眠れるようになったとのことでした。

 

首の痛みも徐々に軽減し、「仕事中のめまいも少し楽になった気がする」と前向きな変化を感じていただけました。

 

 

1ヶ月後の変化

 

1ヶ月後には、睡眠の質が明らかに改善されました。

 

「夜中に1〜2回は目が覚めるけど、またすぐ眠れるようになった」と報告があり、朝の目覚めも良くなったとのことでした。

 

めまいの頻度も減り、「日中のふわっとした感じがほとんどなくなった」と喜んでいただけました。

 

サプリメントも順調に飲み続けており、「体が軽くなった感じがする」と体調の変化を実感されていました。

 

 

頭部打撲後のめまいに悩む方へのアドバイス

 

すぐに病院を受診することの重要性

 

頭を打った場合、まずは必ず病院を受診してください。

 

レントゲンやCTで骨折や脳内出血がないかを確認することは非常に重要です。T様も転倒後すぐに病院を受診し、大きな異常がないことを確認しました。

 

ただし、画像検査で異常がなくても症状が続く場合は、自律神経や脳の機能的な問題が隠れている可能性があります。

 

 

病院で異常なしと言われても諦めない

 

「異常なし」と言われても症状が続く場合、それは決して「気のせい」ではありません。

 

自律神経の乱れや脳の疲労、筋肉の緊張といった問題は、画像検査では映らないため、見過ごされがちです。

 

しかし、これらの問題は適切な施術と生活習慣の改善で改善できます。諦めずに専門家に相談することが大切です。

 

 

体の状態を数値で確認する

 

当院のように、体組成や脳波、血管状態を測定できる施設で検査を受けることをお勧めします。

 

数値で自分の体の状態を把握することで、何が問題なのかが明確になり、改善への道筋が見えてきます。

 

T様も「数値で見えて納得できた」とおっしゃっていました。客観的なデータがあることで、安心して治療に取り組めるのです。

 

 

栄養と生活習慣の見直し

 

症状の改善には、施術だけでなく、栄養と生活習慣の見直しも欠かせません。

 

特に亜鉛やビタミンB群といった栄養素は、脳や神経の働きに直接関係しています。不足している場合は、サプリメントで補うことも検討してください。

 

また、水分摂取、睡眠環境の改善、軽い運動といった日常の習慣が、回復を大きく左右します。

 

 

よくある質問

 

頭を打ってから何日くらいで病院に行くべきですか?

 

頭を打った場合は、できるだけ早く病院を受診してください。特に次のような症状がある場合は、すぐに救急外来を受診することをお勧めします。

意識がもうろうとしている、激しい頭痛がある、嘔吐を繰り返す、手足の動きがおかしい、けいれんを起こした、といった症状は緊急性が高いため、迷わず救急車を呼んでください。

軽い症状でも、念のため24時間以内に病院で検査を受けることが安全です。

 

 

めまいはどのくらいで治りますか?

 

めまいの改善期間は、原因や程度によって異なります。

軽い脳振盪であれば、数日から1週間程度で自然に改善することもあります。しかし、T様のように1週間以上続く場合は、自律神経の乱れや脳の疲労が関係している可能性が高く、適切な治療が必要です。

当院での施術を受けた場合、多くの方が1ヶ月程度でめまいの頻度が減り、3ヶ月程度で日常生活に支障がないレベルまで改善します。ただし、完全に安定するまでには6ヶ月程度かかることもあります。

 

 

自宅でできるセルフケアはありますか?

 

自宅でできるセルフケアとしては、次のような方法があります。

まず、首や肩を温めることです。温めることで血流が良くなり、筋肉の緊張がほぐれます。蒸しタオルや温熱シートを使うと良いでしょう。

次に、深呼吸を意識することです。ゆっくりと深く呼吸することで、副交感神経が活性化し、リラックスしやすくなります。

また、寝る前のスマホを控え、リラックスできる環境を作ることも大切です。アロマオイルを使って香りでリラックスするのも効果的です。

 

 

サプリメントは本当に必要ですか?

 

栄養が十分に摂れている場合は、サプリメントは必須ではありません。しかし、T様のように検査で明らかに栄養不足が確認された場合は、サプリメントで補うことが効果的です。

特に亜鉛は食事だけで十分な量を摂取するのが難しいミネラルです。牡蠣や赤身肉、ナッツ類に多く含まれていますが、毎日必要量を摂るのは現実的ではありません。

サプリメントを選ぶ際は、吸収率の良いものを選ぶことが重要です。当院では、医療グレードのサプリメントを取り扱っており、安全性と効果が確認されたものをお勧めしています。

 

 

子供も同じような症状が出ることはありますか?

 

子供も頭を打った後にめまいや吐き気を訴えることがあります。

子供の場合、大人よりも脳が柔らかく、衝撃を受けやすいため、注意が必要です。特にスポーツ中の頭部打撲は、繰り返すことで脳にダメージが蓄積する可能性があります。

子供が頭を打った場合も、必ず病院を受診し、異常がないか確認してください。症状が続く場合は、当院のような専門施設で検査を受けることをお勧めします。

また、栄養面でも子供は成長期であるため、亜鉛やビタミンの需要が高まります。不足しないよう、バランスの良い食事を心がけてください。

 

 

施術は痛くないですか?

 

当院の施術は、非常にソフトで優しい刺激です。

頭蓋骨調整も内臓調整も、強く押したり揉んだりすることはありません。優しく触れる程度の刺激で、体の自然な治癒力を引き出します。

T様も「こんなに優しい刺激で変わるんですか?」と驚かれていましたが、施術後には「気持ちよかった」「リラックスできた」と感想を述べられました。

痛みを我慢する必要は一切ありませんので、安心して受けていただけます。

 

 

保険は使えますか?

 

当院では、保険診療は行っておりません。すべて自費診療となります。

保険診療では、急性の怪我や痛みに対する対症療法が中心となりますが、当院では根本的な体質改善を目指すため、自費診療で時間をかけて丁寧に施術を行っています。

料金については、初回のカウンセリング時に詳しく説明し、納得していただいた上で施術を開始します。分割払いにも対応していますので、ご相談ください。

 

 

まとめ

 

頭を打った後のめまいや吐き気は、レントゲンやCTでは映らない自律神経の乱れや脳の疲労が原因となっていることが多くあります。

 

病院で「異常なし」と言われても、症状が続く場合は決して諦めないでください。適切な施術と栄養、生活習慣の改善で、根本から改善することができます。

 

T様のケースでは、検査によって亜鉛の不足、脳波の異常、腎臓の機能低下、有害物質の蓄積といった問題が明らかになりました。これらの問題に対して、脳と自律神経へのアプローチ、内臓機能の改善、水素吸引、栄養補給という多角的な方法で改善を図りました。

 

6ヶ月間の計画的な施術とセルフケアにより、T様の症状は着実に改善していきました。

 

もしあなたも頭を打った後の症状に悩んでいるなら、一度専門家に相談してみてください。体の状態を数値で確認し、何が問題なのかを明確にすることで、改善への道が開けます。

 

京都市伏見区のたなごころ整骨治療院・整体院では、このような「病院では異常なしと言われたけれど症状が続く」という方々の相談を数多く受けてきました。筑波大学で学んだ運動科学の知見と、21年の施術経験、107,100人の実績をもとに、あなたの体を根本から改善するお手伝いをいたします。

 

 

ご予約・お問い合わせ

 

頭部打撲後のめまいや吐き気、睡眠障害でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

たなごころ整骨治療院・整体院では、初回のカウンセリングで詳しくお話を伺い、体の状態を検査した上で、あなたに最適な施術プランをご提案いたします。

 

たなごころ整骨治療院・整体院


住所:京都府京都市伏見区大阪町612
アクセス:京阪「伏見桃山駅」「桃山御陵前駅」「中書島駅」「丹波橋駅」より徒歩圏内

 

お子様連れでの来院も可能です。お気軽にお問い合わせください。

 

あなたの体が本来持っている治癒力を引き出し、健康な毎日を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

一緒に改善への道を歩んでいきましょう。

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